ギボウシの仲間を漢字で書くと擬宝珠です。これは、橋の欄干(手すり)にある先がとがった玉ねぎのような形の飾りの擬宝珠(ぎぼし)に由来します。花茎が立ちあがってきて、つぼみができてきたころの茎の先の様子を擬宝珠に見立てたと言います。コバギボウシの場合、細くてあまり擬宝珠という感じはしませんが、大型の種類だと、擬宝珠っぽく見えるものもあります。