東屋の近くにオミナエシ(女郎花)が咲いています。秋の七草の一つとして、古くから親しまれています。文学作品にも度々登場します。
「女郎花しほるゝ野辺をいづことて一夜ばかりの宿を借りけむ」(夕霧の巻) 「霧ふかきあしたの原のをみなへし心をよせて見る人ぞ見る」(総角の巻) 「ほど近き法の御山をたのみたる女郎花かと見ゆるなりけれ 晶子」(与謝野晶子の『源氏物語』訳「手習」より)>